今日はサクッと❗️❗️
防水試験ってどんなの❓って事で。
10.00bar=100m防水試験
この防水試験機では200m防水試験まで可能です。
この防水試験機は空気圧を使って測定する方式です。
こんな感じで時計をセットします。
今回のドナーはオメガさんです。
蓋を閉めて防水試験開始です。
今の防水試験機はよく出来てまして、100m試験なんですが、最初1.5bar=15m試験からスタートします。
これには勿論理由があります。
時計の防水機能は100mの様な高い圧力ではOKが出ても、低い圧力でNGになる事があるんです。
高い気圧でガラスや裏蓋に圧力が掛かると、パッキンが抑えられてOKになるんですけど、低い気圧だと抑え込まれないからNGになるケースがあります。
日常高い圧力が掛かることはほぼないので、高い圧力が掛からなくてもしっかり防水が効いてるかをチェックできます。
45秒間テストの後、10barの圧力後、同じく45秒間テストされます。
OKの後気圧が下がって終了です。
ここでNGの場合は、時計のムーブメントを抜いて左の防水試験機で防水が効いてない箇所を見つけます。
左の試験機は水圧式で、時計を中に沈めてチェックします。
水圧が掛かるので、防水が効いてない箇所から泡が出てくるので不良箇所を特定できるって事です。
実は防水を直すのが一番大変な気がします。
防水NG=外装(ケース)不良って事なので、部品調達できない事が多々あるんです。
その場合メーカー修理となります。
で、今日のまとめ!!
時計は清潔に保つ事で、防水機能も長持ち致します。
汗だったり、日常の汚れだったり、乾いた布で拭いてあげるだけで随分違います。
あっ
BALL ウォッチ完了です。
高知の片隅四万十市にて日日是好日
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