フランク ミュラー/クロノグラフのオーバーホールです。
高級時計らしく高級クロノグラフムーブメントを採用しています。もちろん、自社製ではありません(^_^;)
フレデリック ピゲという高級ムーブメントメーカーです。オーデマピゲとは別です、なので一般の方は殆ど耳にすることはないと思います。
上記写真は自動巻きローターを付ける前の画像です。
時計の基本部分までを組んだ画像です。
このフレデリック ピゲ製のクロノグラフ、ちょっと面倒くさいのが、ガンギ車の受けはクロノグラフのレバー類の受けと一緒に成っています。
最近のクロノグラフの主流になりました、垂直クラッチ方式です。
垂直クラッチ式の良いところは、時計の駆動歯車からの動力経由が短いことです。そのため、部品も少なくて済みます。
もう一つ良いところは、クロノグラフのスタート時にセンター針が針飛びが抑えられるというところです。
クロノグラフの輪列、レバー類を全て組んだところです。
画像を見て分かるように、この時点でもガンギ車の受けがないためアンクルもつけられません。本来ならクロノの輪列を組む前に時計機能のみで調子を見て、調整したいのですが(^_^;)
この段階で時計機能、クロノ機能も組み込み完了です。
自動巻きの輪列を組みました。
自動巻きローターを組みました。
針もセットし完了です。
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