過去の修理のプレイバックです。
ヴィンテージIWC、cal.8541 ペラトン式自動巻き上げ

秒カナを抑制棒バネ。
秒カナを外すために動かした瞬間❗️嫌な感じ❗️はい折れてます。
大きさの比較です、上部の黒い棒は0.5mmのシャーペンの芯です。
凄く細い棒バネです。

折れ込んでいる残りの部分を叩き出すために、タガネを作成。
こんな細いダガネは無いので、先を旋盤で作るしかありません。
はい〜❗️抜けました。
真鍮の棒材を旋盤で切り出していきます。細すぎるので一気に切ることは出来ません。バイトを当てた時の圧力に負けない棒状のまま細く仕上げないと、これだけ長くは切ることが出来ません。
完成した棒バネをポンス台で叩き入れます。
何処のに使われる部品か分からなかったと思いますが、ここです❗️
輪列を組んでセットした状態、バッチリです👍
完成元気に復活です。
高知の片隅四万十市にて日日是好日
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